iodine
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|  ©︎ iodelabo Inc. 2021  |

ヨードラボの歩み

Story
すべての始まりは、
たった一つの分子式から。
創業者 蓼沼克嘉は、現役の化学者です。
ヨウ素やフッ素を含む第17族元素「ハロゲン」を研究テーマに、
学生時代から化学の道を歩んできました。
そのきっかけは、化学便覧で見つけた「RnF2(二フッ化ラドン)」の分子式。
はじめて目にした瞬間に、『化学的に不活性な希ガス(ラドンRn)とハロゲン(フッ素F2)が反応するのだろうか』と強く興味をかき立てられたのです。
その日から、40年以上にも及ぶ長い研究生活が始まりました。
化学の力で、
人々の安全を守る。
ヨードラボの前身となる、株式会社 化研を設立。
日本でも珍しい「化学研究を専門に行う企業」です。
ハロゲンなど、機能性の高い元素を対象に、
多くの研究開発を重ねてきました。
東日本大震災の福島原発事故以降は、放射能分析技術で、
国や住人の方々の安全確保に協力。30年以上前から、
他社に先駆けて取り組んできた、放射能研究の成果が活かされました。
優しくて、強い。
ヨウ素の力で、抗菌の常識を変えていく。
「ヨウ素(ヨード)」を専門に扱う機関として、化研から独立したヨードラボ。
ヨウ素の”抗菌力・効果の持続力・安全性”を広め、
アルコールや塩素系に代わる「抗菌の常識」として、
誰もが知る存在になることを目的としています。
また、”安定した穏やかな性質”であることも、ヨウ素の特徴の一つ。
従来の抗菌成分では難しかった、様々な物質との掛け合わせも可能です。
そんな「優しくて、強い」ヨウ素の力で、新しい抗菌の形に挑戦します。
独自技術開発で、
ヨウ素の可能性を切り開く。
「ヨウ素製品の無色化」や「布地へのヨウ素定着技術」など、独自技術を開発。
ヨウ素が持つ可能性を最大限に引き出す研究を重ねています。
また、その抗菌力を人々に届けるべく、自社製品を開発・販売。
抗菌スプレーやマスクから、家畜の伝染病予防剤にいたるまで、
幅広く展開しています。他社との共同開発も進行中です。
ヨウ素らしい「優しい強さ」で、
社会に欠かせない存在へ。
人にも地球にも優しいヨウ素の抗菌力を広めることは、
これからの未来を守ることにも繋がります。
人と人のつながりを深める研究開発、
地球や生き物すべてに負荷をかけない製品づくり、
医療従事者や発展途上国への支援活動。
そんなヨウ素らしさにも通ずる「優しい強さ」を大切に、
社会を一歩前へ進める活動を続けていきます。