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すべての始まりは、
たった一つの分子式から。
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創業者 蓼沼克嘉は、現役の化学者です。
ヨウ素やフッ素を含む第17族元素「ハロゲン」を研究テーマに、
学生時代から化学の道を歩んできました。
そのきっかけは、化学便覧で見つけた「RnF2(二フッ化ラドン)」の分子式。
はじめて目にした瞬間に、『化学的に不活性な希ガス(ラドンRn)とハロゲン(フッ素F2)が反応するのだろうか』と強く興味をかき立てられたのです。
その日から、40年以上にも及ぶ長い研究生活が始まりました。
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化学の力で、
人々の安全を守る。
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ヨードラボの前身となる、株式会社 化研を設立。
日本でも珍しい「化学研究を専門に行う企業」です。
ハロゲンなど、機能性の高い元素を対象に、
多くの研究開発を重ねてきました。
東日本大震災の福島原発事故以降は、放射能分析技術で、
国や住人の方々の安全確保に協力。30年以上前から、
他社に先駆けて取り組んできた、放射能研究の成果が活かされました。
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優しくて、強い。
ヨウ素の力で、抗菌の常識を変えていく。
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「ヨウ素(ヨード)」を専門に扱う機関として、化研から独立したヨードラボ。
ヨウ素の”抗菌力・効果の持続力・安全性”を広め、
アルコールや塩素系に代わる「抗菌の常識」として、
誰もが知る存在になることを目的としています。
また、”安定した穏やかな性質”であることも、ヨウ素の特徴の一つ。
従来の抗菌成分では難しかった、様々な物質との掛け合わせも可能です。
そんな「優しくて、強い」ヨウ素の力で、新しい抗菌の形に挑戦します。
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独自技術開発で、
ヨウ素の可能性を切り開く。
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「ヨウ素製品の無色化」や「布地へのヨウ素定着技術」など、独自技術を開発。
ヨウ素が持つ可能性を最大限に引き出す研究を重ねています。
また、その抗菌力を人々に届けるべく、自社製品を開発・販売。
抗菌スプレーやマスクから、家畜の伝染病予防剤にいたるまで、
幅広く展開しています。他社との共同開発も進行中です。
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ヨウ素らしい「優しい強さ」で、
社会に欠かせない存在へ。
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人にも地球にも優しいヨウ素の抗菌力を広めることは、
これからの未来を守ることにも繋がります。
人と人のつながりを深める研究開発、
地球や生き物すべてに負荷をかけない製品づくり、
医療従事者や発展途上国への支援活動。
そんなヨウ素らしさにも通ずる「優しい強さ」を大切に、
社会を一歩前へ進める活動を続けていきます。